子育てに悩まないために持つべきモノとは?


子育ての悩みは尽きない!そんな声をよく耳にします。
確かに、年齢や性別でも違いはありますし
ましてや、個々それぞれが違った個性を持って生まれてくるわけですから
通り一辺倒の子育てでは難しいのでしょう。

しかし!そんなそれぞれの子育ての悩みにも
「これ」を持っていることで
実にシンプルに子育てに取り組むことができるのです!

どんな年齢でも、どんな性別でも
どんな個性にでも使える考え方です!

子どもの将来に大きく関わってくるお話です。
ゆっくりと噛みしめながらお読みください。

子育て 個育て 悩み 成長

 

1.子育てには目的が必要

いきなりですが、お子さんの生まれた時の写真見返してみましょう。個育て 子育て 

あの時、どんな気持ちでしたか?
この子を一生大切にする!
一生守ってあげる!
この子は宝物!
そんな風に感じたことを覚えてはいませんか?

小さな小さな我が子。抱っこされて、すやすや眠る我が子。
泣いても何しても可愛くてたまらない・・・
そんな姿を見ていたら、私がこの子を守らないと!って思いが溢れます。

特に第一子というのはそうなんだと思います。

実は・・・ここに今後の子育てを難しくする
第一の落とし穴が潜んでいることも知らずに(゜o゜)

1-1.子育ての第一の落とし穴

年齢が上がるにつれ
もう何歳になったからこうあるべき!
小学生になったのだから!
中学生にもなって!
高校生になってもまだそんなことを!
社会人になれる?大丈夫?はあ~~~とため息。
我が子を見ては「どうしよう」と焦ってしまう。

これらはすべて、一定の条件を物差しにした焦りと言えます。

はい!自ら招いてしまいました・・・その焦りと不安。
なぜその焦りと不安を招いてしまったのか?あなたにはわかりますか?

そうです!
子育てに必要な、ありのままを受け入れる覚悟と
何よりも、子育ての「目的」を持っていなかったからに他なりません。

1-2.子育てで愛情の次に必要なモノ

子育てでは、愛情をたっぷりかけることが重要ですが
それだけだと闇雲になりやすいもの事実です。
そこで必要な事が目的です!

子どもを授かった時から親になって行く訳ですが
初めてのことに精一杯になり、産まれた後は、日々追われるお世話に目一杯です。

少し大きくなるにつれ、徐々に余裕が出てきますが
その頃から、子どもの自立は徐々に始まり様々な問題や悩みを感じ始めるでしょう。

目的を明確にせずに子育てを続けると
時に子どもからびっくりするような疑問を投げかけられ
思わずギョッとしたなんてこともあります。

魔の3歳、ちびっ子ギャングの小学校中学年、思春期、と
どんどん子どもが成長するにつれ、一瞬では答えられないような疑問や質問が
溢れてくることでしょう。

そうなった時にも、慌てずにいることができるのは
ありのままを受け入れる覚悟と、一貫性を持って子どもと接してきた人や
子育ての目的を明確に持ち、常に対処してきた人になります。

「どうしてこんな関係性になっちゃったのかしら?」と悩む前に
まずはしっかりとした一貫性を保つことのできる子育ての目的を
持っておくことをおすすめします。

では質問です!

「あなたの子育ての目的を教えてください!
あなたはこの問いにすぐに答えることができますか?」

2.自分なりの当たり前に気づく

あなたは先の質問に明確に、しかもすぐに端的に答えることができましたか?
ほとんどの方は、ちょっと面食らってしまったのではないでしょうか?

人は知らず知らずのうちに自分なりの「当たり前」を持って
何気なく過ごしています。

そこに「良い・悪い」の判断はあまりなく、理由を聞けば
「みんなそうだから」「それが普通だから」「当たり前のことだと思うから」
という返答があります。

これは一種の呪縛なのだろうと思います。
その「普通」や「当たり前」を疑ってみることなんてしません。

ですから、先の質問がきた時
「え!」とか「は?」と一瞬びっくりするのです。

この一瞬、脳の中に刺激が走り、当たり前だったであろうことを答えようとした時
実は当たり前の中味が出てこない!真っ白体験が起きて
その真っ白部分に何かを埋めなくては!と脳が働きだします!

※埋まっていたと思ってバランスが保たれていたのに
急に空白に気づいてバランスを崩すのです。
こうなって初めて、本当の思考が働き始めます!

3.イライラや悩みの原因を見つめる

さて、ここでもう一度
「あなたの子育ての目的を教えてください!」

「人様に迷惑をかけない大人になるために」
「自分らしく生きていけるようにするために」
「母親である自分自身のために」
「独り立ちするために」ですか?

ここで「うんうん」と頷いた方・・・
本当にこれらを目的に子育てをしていますか?

それならばなぜ、イライラしたり悩んだりするのでしょう?

イライラしたり悩んだりする時は
決まって、「何でわからないの?」「何でできないの?」
「これくらいわからないなんて!」「何度も言ってるのに」
などと、大人である自分たちの一定の条件の中で
思い通りにいかない時ではないでしょうか?

実はこの時、目的がいとも簡単に入れ替わっています!
どう入れ替わったかというと子育ての真の目的なんてすっかり忘れて
「自分が心地よくなりたい!そのために子どもをコントロールしたい」
と言った目的になっているはずです。
※コントロールについては別の記事にて解説しています

よく便利に使われる言葉として「あなたのためを思って!」というフレーズがあります。
これは、「あなたのためを思ってという仮面を被った自分のため」であることが多いです。

本当にあななたのためならば、イライラせずにじっくりと伝えていけるはずです。
そもそも子育てなんてすぐに完結することではないのですから。
「あなたのためを思って」を正しく伝える方法は別の記事に書いてあります。

子育ての目的は、こんなに安易にいとも簡単に入れ替わってはなりません。
なぜなら、子どもが親のそこに一貫性を感じることが出来なくなるからです。

そうならないために、目的をもっと深く考える必要があります。

そもそも・・・
『自分らしく生きるってどういうことですか?』
『ちゃんと食べられるってどういう状態ですか?』
『迷惑って何が迷惑?どんな迷惑?』

ここがハッキリすると、親である私たちが
どんなサポートをすれば良いのか?がシンプルになります。

親が子育ての目的を明確に言えるかどうかは、親としての人生にとっても
それぞれのお子さんの人生にとっても、とても大きな影響を与えていきます。

4.現代が求めるキャリア像

ちなみに・・・これからの子ども達が社会からどのように求められているかをご存じですか?
文部科学省のHP(キャリア教育)では、こんなことが書かれています。

【今、子ども達は、将来、社会的、職業的に自立し
社会の中で自分の役割を果たしながら
自分らしい生き方を実現する力が求められています】
文部科学省HP

 

はて・・・こんな生き方が出来ている大人はどれだけいるでしょうか?

つまりは、私たち親の育った時代の
人よりも上にいけさえすれば安心が手に入るという安全神話か
それが出来なければ平均をキープして、何も考えずに流されていれば良かった時代に比べて
これからの子ども達はさらに自分らしい生き方を実現できる能力が必要ということです!

自分らしい生き方をするには
自分を知り、自分を表現し、自分を律し、自分を活かし
自分を目一杯満足させた上で、社会生活を円滑に送ること!です。

「ただただ何となく生きてきちゃった~」という時代は終わったのです。
だとするならば、親の信念をそのまま移管しても上手くはいかない・・・
ということは予想が付くと思います。
こうなると子育ての目的は自ずと決まってきます!

※そうでなくても目的は同じだったはずなのですが
社会の流れにより薄れてしまっていたのだろう私は思っています。

5.答えは親なりの定義で良い

子育ての目的。難しく考える必要はありません。しかしぜひ深く考えて下さい。
答えはみなさんの中で導き出して頂きたいのですが
漠然としていてわからないという方のために少しだけ実例をあげておきます。

私の子育ての目的は「自主自律」です(母親歴17年)
自分の人生を主体的に、さらには能動的に創ることができるようにする。
それらのことを可能にするために、自律の精神を養う。
これらのことを念頭に置き、手を出し過ぎたり、感情で怒ったりしないようにしています。
意識的にしていることは、子どもの世界観をとにかく丁寧に聴くことと
それに対するサポートのアイデアを出すことです。

 

私の子育ての目的は「自分らしく人生を送る」です(母親歴9年)
人生は苦もあると思いますが、それも含めて楽しんでほしいと思っています。
協調性も大切にするのは当然ですが、その中で自分を押さえすぎずに
自分が自分である喜びを感じて生きる人生をサポートしたいと思います。
「自分の人生めっちゃ楽しいぜ!」と言える大人に育てることを大切にし
常に子どもの心の中の「楽しいぜバロメーター」を察知できるようにしています。

目的の答えはみな同じである必要はありません。
大切なのは、一貫性を持ち、日常的に子育てに向き合う姿勢です。

親が真剣に子育てに向き合い
自分なりの答え、自分なりの定義をしっかりと持ち
その上で子育ての目的を当てはめ日々の言動、行動を選択していくことが何より大切だと思います。

そうした親のブレない姿勢に子どもは学んでいくのです。

社会の当たり前、周囲の普通の中では
これからの社会に対応できる人間力は育まれることはありません。

6.まとめ

地図を持たずに旅に出るほど不安なものはありません。
子育ても同じように、子育ての目的をしっかりと捉え
その地図に則った行動・言動をすることで
親子関係も日常の生活もシンプルで豊かになると考えることも1つです。


SNSでもご購読できます。